令和7年度が始まりあっという間に1ヵ月がたちました
クラス便りにてお知らせしておりました4月のねらいは
・新しい生活に慣れ、安心して過ごす
・好きな遊びを見つけ、保育者や友達と一緒に過ごす
でした。
4月の子どもたちの様子です
☆汽車、レール遊び☆
レールが途切れていると「せんせい!みちない!!」と知らせてくれます。
一緒に繋げていくうちに、自分で繋げて作る道もどんどん長くなっています。
☆ブロック遊び☆
「あかは??」、指をさしながら「あおのくるま!」など
色も楽しみながら遊んでいます。
☆パズル遊び☆
大好きなパズル遊びですが、最後まで完成せず、そのままになっていることも多いです。
子ども達がお片付けまで、意欲的にできるように先生たちも試行錯誤中です
☆マグフォーマー☆
☆ギアーズ☆
☆アイクリップ☆
☆ごっこ遊び☆
あかちゃんのお世話をしたり、お弁当屋さんになったり、
ジュース屋さんになったり、ごっこ遊び大好きの子ども達
遊びの中で子ども達同士の会話もたくさん聞こえてきます。
もっともっと充実したごっこ遊びになるように
試行錯誤しています
4月当初は抱っこを求めたり、先生のお膝から離れられない子も多かったですが、
少しずつ好きな遊びやおもちゃ、お気に入りの場所などを見つけて
たくさんの笑顔が見られるようになりました
話は変わりますが・・
「見守る」という言葉をよく耳にすると思います。
「見守る」とはただ見ているだけなのか?と疑問に思う方もいるかと思いますが
見守る保育の「見る」、子どもを「見る」ということは、先回りして子どもの欲求を察知することではなく、一人ひとりの子どもの発達を見極めるということです。
「守る」ということは、子どものかわりに何かをしてあげることや、困難から遠ざけることではありません。子どもに必要以上の援助をすることは、子どものもつ能力や発達を妨げることになります。けれど、子どもが手伝ってほしい、助けてほしいとサインを出しているときには、必ず適切な援助を出来るようにします。それが「守る」ということです。
子どもに「やってあげる」のではなく、かといってただ「見ている」だけではなく、ひとりひとりの子どもの発達過程をしっかりと「見て」しっかりと「守る」。そして発達に応じた適切な「援助をする」ということです。
(参考文献:MIMAMORU見守る保育 藤森平治著)
とあります。
子どもたちからのサインを見逃さず、一緒に遊んだり、寄り添ったり、
子ども達同士の関わりを大切にしながら、今年度も楽しく過ごしていきたいです。
一年間よろしくお願いいたします。
桜の花がちょうど見ごろを迎える中、4月1日入園、進級式を行いました
新しいお友だちを2名迎え、さくら組さんは最年長のお兄さんお姉さんになった喜びと自覚をもって、もも組さんは自分で出来る!と自信をもって、うめ組さんはちょっぴりドキドキしながらも新しい環境を楽しんで・・・
そんな様子が伺えた初日でした
入園、進級式の様子をどうぞ
ドキドキしながら入場です
「うめぐみさんようこそ」「しんきゅうおめでとう」
新しいお友だちです!これからよろしくね
スタッフの紹介です
うめ組さんがお歌を歌ってくれましたよ
みんなでで鈴をならして歌を楽しみました
お休みのお友だちもいましたが、うめ組30名、ももぐみ28名、さくらぐみ25名の総勢83名のお友だちです
「1年間たのしくすごしましょうね」
桜がきれいだったので、グランドに移動してクラスごとに記念写真も撮りました
↑うめぐみ
↑ももぐみ
↑さくらぐみ
終始和やかな雰囲気の入園、進級式でした
ペアのお友だちも決まりましたよ
うめぐみさんとさくらぐみさんはペアのお友だちと、ももぐみさんは同じチームのもも組さん同士で手を繋いでお散歩に出かけました
さくら組さんはしっかりうめぐみさんを守ってあげたり、やさしく手を握ってあげたり、また楽しいお話しをしながら、それぞれのペアがお散歩を楽しんでました
Aチームはローソン付近の公園へ、Bチームはあずま裏の公園へ出かけました。
公園で遊んでいる様子です。どうぞ
Aチーム ローソン付近の公園
Bチーム あずま裏の公園
新年度のスタートをお祝いしてくれているかのような、お天気にも恵まれた1週間でした。
おだやかなスタートを迎えましたが、新しい環境、新しいクラスになり、まだまだ不安や緊張している子も多いと思います。個々の子どもたちの様子や体調を見守りながら保育を進めていきたいと思います。何か困ったことや、心配なことがありましたら遠慮なくお伝えくださいね。
また、子どもたちにも園での様子をたくさん聞いてみられてください
1年間どうぞよろしくお願い致します
3月は別れと出会いの季節ですね
さくら組さんの卒園式も無事に終わり、進級に向けての活動が増えた3月でした。
さくら組さんのお別れ会をしました。
ロッカーや下駄箱もかわりました。
ももぐみさんはお当番も練習中です。
さくらぐみさんが、お礼の気持ちを込めて先生方へ手作りのちゅーりっぷのお花を渡しました。
最後の日、たくさん遊んで年度最後の1日を楽しみました。
1年間大変お世話になりました。
泣いたり笑ったり、怒ったり仲直りしたり・・・
色々な経験を通して心も体も大きく成長できた1年だったのではないかと思います。
スタッフ一同、充実した1年を振り返りますと胸が熱くなる思いです。
たくさんのご協力、本当にありがとうございました。
みなさま、よいお年をお迎えください。
10月はバスに乗ってさくらの里公園にお出かけしたり、ハロウィンを楽しんだり元気いっぱいの子ども達でした
子どもたちの活動の様子をお伝えする前に・・・
子どもの睡眠について長谷川武弘博士のお話を聞く機会がありましたのでご紹介します。
十分な夜間睡眠と適切な生活リズムが子どもたちの心身の発達を守る
子どもたちにとって睡眠と生活リズムがとても大切というお話でした。
子どもたちのよい眠りに必要な三大要素
量①夜間の基本睡眠時間(10時間±1時間)の確保
②十分な総睡眠時間
質①眠りにつく時刻と目が覚める時刻がばらつきなく安定している
(±30分のずれまで)
②夜間睡眠中によく目を覚ます、覚ますと1時間以上起きているようなことなく、
まとまって寝ることができている
時間帯①夜間基本睡眠は夜7時から朝7時までの間に
②昼寝は12時から15時までの間に
睡眠不足や生活リズムの乱れは成長の遅れや食欲不振、集中力の低下などの影響があり、
子どもは眠気をうまく意識することができずにイライラしたり、
多動や衝動的な行動もみられることもあります。
入眠時刻と起床時刻のばらつきを出来るだけなくし、
夜は暗く、朝は明るい環境を整えてあげることが大切だという事でした。
食育という言葉はよく耳にしますが、今は「眠育」という言葉もあり、
子どもたちの身体と心の成長発達を守るために出来る事に取り組んでいきたいですね
それでは10月の子ども達の様子です
<戸外遊び>
砂場遊び 「はい、どーぞ!」
みんなでお料理を持ち寄っていました
押すのも乗るのも大人気です グランドではかくれんぼ
<室内遊び>
動物を並べて数をかぞえたり、お名前を言ったり
カードゲームにチャレンジ 「みて!めがね!!」
運動遊び
<製作活動>
絵の具でデカルコマニー
デカルコマニーとは??
画用紙を半分に折り、片面に絵の具を塗ったり、スタンプのようにポンポンと
絵の具をつける。画用紙を折り合わせて全体をこすり、ゆっくり開くと・・・
模様が左右対称になり完成!!
子どもの姿
・紙を開くときにどんな模様になっているか期待をもつ
・色が滲んだり、混ざったりする様子を楽しむ
・完成した模様から、想像力を膨らませる
・友だちと模様を見せあって違いを楽しむ
目とお口をつけたら完成です
ハロウィンモンスター
ペンでお絵描き中・・ なにができるかな??
ふーっと吹いたら・・おばけが出てきた
絵の具で感触遊び
始めはドキドキしながら指でちょんちょんとする子もいましたが
気付けばみーんなダイナミックに楽しみました
お顔をつけたらモンスター
<お散歩>
乗り物や建物がたくさん見えます 車が通る時は「かべ、ぺったん」です
この日は近くの公民館まで行きました
さくらの里公園にも行きました
まずはマイバックを持ってどんぐり拾い
いっぱい拾ったあとはたーくさん遊びました
<ハロウィン>
ハロウィンパーティーのためにお面作りです
好きな色でジャックオーランタンを塗っていきます
風船の実験やハロウィンの話を見て楽しみました
あぜかりこども園は『見守る保育』を軸とした保育を行っています
『見守る保育』とは
子どもが大人との関わりを求めるサインを出したときには、必ず気づいて答えなければいけません。そのために保育者は子どもに密着するのではなく、かといってただ「見ている」だけでなく、ひとりひとりの子どもの発達過程をしっかりと「見て」しっかりと「守る」そして発達に応じた適切な「援助する」それがMIMAMORU―見守る保育なのです
今回はあぜかりこども園におけるセミバイキング~給食~についてお伝えしていきたいと思います。
あぜかりこども園3,4、5歳児はセミバイキング形式で行っています
バイキングのように完全なビュッフェ形式(何でも好きなものだけをとり放題、自分でよそうスタイル)ではなく、配膳係がいます。その配膳係はお当番制でさくら組さんがやってくれています
(最近は年度後半に入りましたので、さくら組さんの見習いでもも組さんも順番にお当番がんばってくれていますよ)
給食の時間に配膳台に立ち、お腹がすいた子から順番に来る友だちの希望を聞いて配膳していきます
「おおきいの?ちいさいの?」「いっぱい?ちょっと?」と配膳係が尋ねます。
「ちょっとがいい!」「おおきいの」「これだいすきだからいっぱい」など配膳係は正確に聞いてそれに対応していく力がつきます
一方、配膳してもらう子は、自分の意思を伝える力がつきます
まだセミバイキングに慣れていない3歳児などは自分で選んだけれど食べれない・・なんてことももちろんあります。
どうしても食べれない子に対し、「ひとくちたべてみようね」や「がんばってたべて」などの声かけはせず、「たべれなかったんだね」「こんどはちょっとにしようね」など次につながる声かけを心がけています
その声かけは、その時々の状況や個々の様子、年齢によっても変わりますが、給食の時間は楽しくて、おいしくて、待ち遠しい時間であることが一番、自分で食べれる量を伝えることで、徐々に責任感が生まれ、食べ残しも減ってきます
また、友だちやスタッフとともに同じテーブルで食事することにより、友だちが美味しそうに食べていたり、「おいしいね」「これもおいしいよ」などの会話を楽しみながら食べることで、徐々に苦手な物にも挑戦してみたりするようになります
給食の時間でも、食べれる量をしっかり伝える事で“自分の意思を伝える力”が養われるとともに、“子ども同士のかかわり”(配膳でのやりとりや食事中の会話など)が促進され、友だちの力がとても大切な時間となっています