『保育園落ちた 日本・・・・』について

2016年04月18日 |園長先生のつぶやき|
『保育園落ちた、日本・・・』について 、新聞、テレビ、など多くの マスメディアから取り上げられており

見ない日はないくらいで、同時に 『待機児童の問題』 『保育士の処遇改善の問題』

に目が向けられるようになってきました。

 確かに、保育士処遇に関しては、保育士が 国家資格であるのに対して、一般職の正規職員よりは給与

水準が低い といわれていますので、処遇改善に向けての動きは大変いいことだと思います。

 しかし テレビで、毎日のように実際に勤務している保育士が、『命を預かる仕事なのに、給与がやすい、

きつい、保護者対応におわれて・・・、書き物が多くて・・・』など 取材でマイナスな答える姿ばかり、見ると

せっかく 保育士のための処遇改善の動きがあっても、 将来保育士をめざす人がいなくなってしまうことを

危惧してしまいます。 なり手がいないと 結果 保育士不足 で待機児童問題は解消されないと

負のスパイラルにおちいってしまいそうです・・・・

 保育士の就職者がいないから、処遇改善を行うのではなく、

保育士という仕事が、もっと世間から評価されることによって、処遇が改善されていく世の中になればいいと

思います。 保育士という仕事が、大変なこともあるけど、楽しい仕事であり、もちろんほかの専門職のように

評価されるべき仕事であってほしいし、そうあるべきだと思っています。


なにより 、『 保育園受かった、ありがとう日本 』 となる日が 1日でも早く来ることを望んでいます。