No.2 食育とは

2017年04月13日 |園長先生のつぶやき|
畝刈保育園の見学者を案内する際に、保護者の方に、『自園では、年少クラスよりセミバイキングで

自分が食べたい量を、お当番さんに言ってよっそてもらうんです。子どものころに苦手な物でも

たべなさいと言われたことの積み重ねで 毎日しぶしぶ食べるよりも、今は食べれなくても

大人になって食べれるようになったり、苦手な物でも同じ栄養で、違う食物を食べることで補おうとす

る大人になってほしいですよね』と話をすると、いかに多くの方が、苦手な物を食べさせられた経験を

持っているのかと驚きます。 私自身のことでいうと幼少期、好んで野菜をほとんど食べられなかった

ですが、高校生になったくらいに、野菜って結構おいしいと思えるようになったものです。

幼少期より 苦手なものでも少しは食べてきた積み重ねではなく、味覚が変化してきたから

たべれるようになってきたと思っています。

 しかし、かといって何でも好きなものばかり食べればいいというわけでは決してありません。

いいかたとすれば、苦手なものでも、少しは食べなさいではなく、もし、食べてみておいしいかもしれ

ないので、一度は一口でも食べてみてほしいと思います。そのうえで、やはりおいしくないと感じたの

なら次回の食事より 量を少しにしてもらえばいいと思います。

 保育園での食事のいいところは、みんなでそろって食べることです。

今 社会問題になっている 『こしょく』

 弧食(家族と一緒ではなく一人夕食を食べる) 
 個食(一つの食材だけ食べる)
 固食(決まったメニューを毎日食べる)
 小食(ダイエットの為に少しの量しかたべない)
 粉食(パンなどやわらかいものばかりの食事)
 濃食(味が濃いものしか食べない食事)
 



 ☆親と一緒に食事をしていない子供・・・小学生20.1%、中学生41.6%いるそうです。

保育園での、みんなで食べる給食は、人生においても 大切なことであるということは言うまでもあり

ません。

お友達と楽しく食べるから、おいしい、お友達がおいしそうに食べているから

ぼくもたべてみよう・・ などたくさんの まさに食べようとする意欲が自然と育まれる場所(食育)

だと思います。