No.1  愛着とは?

2017年04月11日 |園長先生のつぶやき|
 28年度はなかなかブログの更新が出来ずにいましたが、今年度は、更に充実した内容で

たくさんの方に見て頂けるようにがんばります

 さて、37名の年長さんが卒園し、新しく新入園児を迎えて29年度がスタートいたしました。

4月らしく、『ママがいい~』と泣きごえが聞こえてきたり、年長さんがいなくなって年中さんは、

お手伝い活動をはりきったりしてくれています。 クラスや、担当保育士が変わって

すこし戸惑っている子、保育士との距離をはかっている子、まったく変わらない様子の子

様々です。

 保護者会でも説明いたしましたが、『愛着』関係があると、今は泣いていても、

慣れてくると、同じ場所にいなくても、迎えに来てくれるという期待感

家に帰ればママが待っているという安心感から、みずから どんどん、見知らぬ世界へと

探索活動が出来るようになってきます。 

お子さまと一緒に来られた見学者を見ていても思うのですが 

愛着関係があるからこそ、初めての場所でも、興味があるものに自ら向かっていって

母親の心配をよそに そっちのけで遊んだりできるものだと思います。 

 保育士は残念ながら、母親の代わりに愛着関係は築けません。どんなにがんばっても

母親のかわりには絶対になれないからです。でも信頼関係は築くことが出来ますし、

保育士はそうあるべきだと考えています。互いに信頼しているからこそ

 子ども達は 保育士を 信頼しているからこそ 家にいるときより

少しだけ頑張って、苦手な事に挑戦することが出来たり、間違ってもいいから、

何にでも挑戦することができ、壁にぶつかったときにはみずから、助けをもとめてきます。

 保育士は 子ども達を 信頼しているからこそ 子ども達から 少しだけ離れて

見守ることができると思います。