10年後なくなる仕事

2016年06月13日 |園長先生のつぶやき|
 AI(人工知能)の研究者であるマイケル・A・オズボーン准教授らの論文が衝撃的で話題になっています。

今後10~20年程度で、米国の総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが高いとい

う結論に至ったそうです。

機械によって取って代わられる仕事は多岐にわたり、下記は、今後消える・なくなるであろ

うと予測される仕事を紹介します。(あくまでも高い確率で予測されている仕事です)

 

  • 銀行の融資担当者
  • スポーツの審判
  • 不動産ブローカー
  • レストランの案内係
  • 保険の審査担当者
  • 動物のブリーダー
  • 電話オペレーター
  • 給与・福利厚生担当者
  • レジ係
  • 娯楽施設の案内係、チケットもぎり係
  • カジノのディーラー
  • ネイリスト
  • クレジットカード申込者の承認・調査を行う作業員
  • 集金人
  • パラリーガル、弁護士助手
  • ホテルの受付係
  • 電話販売員
  • 仕立屋(手縫い)
  • 時計修理工
  • 税務申告書代行者
  • 図書館員の補助員
  • データ入力作業員
  • 彫刻師
  • 苦情の処理・調査担当者
  • 薄記、会計、監査の事務員
  • 検査、分類、見本採集、測定を行う作業員
  • 映写技師
  • カメラ、撮影機材の修理工
  • 金融機関のクレジットアナリスト
  • メガネ、コンタクトレンズの技術者
  • 殺虫剤の混合、散布の技術者
  • 義歯制作技術者
  • 測量技術者、地図作成技術者
  • 造園・用地管理の作業員
  • 建設機器のオペレーター
  • 訪問販売員、路上新聞売り、露店商人
  • 塗装工、壁紙張り職人

 ☆身近なところでいうと、ハウステンボスの『変なホテル』はコンピューターが中心ですよね!
ロボットやコンピューターの進化により、今後多くの仕事が、人間から、コンピューターへ移

行してくると言われています。 では 10~20年後の子ども達が成人した時に、日本社会

が求める人材は記憶力にすぐれて、IQが高い人材なのでしょうか? それとも、何にでも

意欲的で、自分の意思を示せる人材でしょうか? 少なくとも、昔のように記録力が人より

すぐれたり、パソコンを使いこなせる人材よりも新しく様々なソフトを開発したり、バイタリテ

ィーに富んでいたり社会性に優れた人材が求められている様な気がします。 逆に、何が

コンピューターでもよくて何が人間でなければ絶対にいけない仕事なのか、真剣に考えなく

てはいけない時代になっているのかもしれません。 



 幼児期の遊び = 幼児期の学びである事はあきらかで、この時期に、あらゆることに

挑戦したり、挑戦してくじけて、違う方法を考えてみたり興味のある事(好きな遊び)に没頭

したり、けんかの中で、葛藤したり、人の気持ちに気づいたり、学んでいけるものと信じてい

ます。

 この幼少期には、まだまだ自己中心的で未熟なところがたくさんあるかもしれませんが

集団の経験をもとに、葛藤を経験し、社会性が培われて、ほめられる事よりも認められるこ

とで自己肯定感が高まり、主体的に活動することで何にでも意欲的に行動できるような社

会人になれると思っています。